DETAIL
Note》(Instagram各投稿より抜粋)
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デッドで揃ったルーマニア軍コート。初めまして。
シンプル且つヒネリがあり、生地感とフィット感も良い。
何となくブルゾンが主流な昨今のアウター事情ですが、「コレは良いな」と思えるワークコートが入荷しました。
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生地が、イイですね。
バリッと張りと厚みがあるコットン生地で、
裏地なくとも着用時のアウトラインが安定しています。
肩周りも綺麗で袖は少し前振りです。
ワークコートの枠内である事に違いないものの
何処かステンカラーコートみ(?)も感じます。
イイ硬さと堅さが着用者の解釈に幅を利かせるのか、
オーバル型の派手なサングラスを掛けてフードを被る方と
ボストン型の正統派な眼鏡を掛けてシャツを着る方、
その双方に着用イメージが湧く魅力を私は感じます。
また、本来此方のルーマニアコートの背面には
絞りを効かせる縫い付け腰ベルトがございました。
(ユーロワーク品で時折見る、強制的に絞られるアレです)
今回そのベルトは身頃脇から取り外して塞ぎ直しています。
少し絞り量が多くて腕･脇周りの着用感が悪かったのと、
取り外すことでワーク感を薄められる事が理由です。
…言葉を起こせば上記の通りとなりますが、
実際のところは元々の状態で羽織った瞬間に
「縫い付けベルト要らんな」と直感的に思った次第です。
パッと思ってパッと外し、近くにいた飯塚や下嶽に
羽織ってもらうとなかなかの好感触でした。(よかった)
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最後の画像をご覧ください。
…ん、シミ？ いや、違います。迷彩です。
迷彩のプリント生地が黒染めされている様で、
基本ブラックという認識で愛用されると思いますが、
目を凝らすとうっっすらと見えてきます。可愛いです。
"あぁミリタリーの黒染めね"と、
昨今のリメイクだと普段なら捉える場面かと思います。
しかしながら今回は疑問点が２つ。
・白い綿のタグは襟の本縫いに巻き込み(縫い直し跡無し)
・袖と身頃で無地と迷彩がゴチャ混ぜになっている
前者は分かりやすいかと思いますが、
出来上がっているコートを染めた訳でない
可能性が高いことを示す箇所です。
後者に関しては
元々の生地は片面オールプリントの迷彩であり、
表面が迷彩で裏面が無地となります。
軍で迷彩服を作る時に所々ガッツリ無地を使う事は
使用名目上ほぼあり得ない事だと思いますので、
染める以前にその様な支給品は存在しないはずです。
それぞれモノとして見て取れる疑問点と
ルーマニア軍の規模感と国の革命前後の情勢から
個人的に推測するところでは、もしかすると
迷彩のフィールドジャケットの余剰生地があり、
基地内の作業服のために新しい生地を発注するよりも
在庫生地を再利用することで生地代を節約した
可能性を感じています。(あくまで推測です)
断定に至るソースはございませんが、
「当時の軍がオフィシャルで後染め生地を使った服」
そう想うとより面白いモデルだと感じています。
数十年前の軍公式リメイク品、
…なかなか言い慣れない勧め方の洋服です。
そして、
最後にボタンに関して。…格好良いですね。
なかなかミリタリー品としても民間ワーク品としても、
この様なデザインのボタンは付かないので惹かれます。
しかしながら元々の縫製だとボタンの付け糸が
とても働けそうにない貧弱な縫い方だったので、
こちらで全箇所縫い直しておきました。
古いウールコートの様なビンビンの根巻きが
個人的には好きなのですが今回は生地との相性を考えて、
動くライトコートに見合う程度にしております。
決して大したことではございませんが、
出先でボタンが取れるって結構ストレスですし、
仕事ではなく私物のボタン付けって少し億劫だなと。
紹介としては概ね以上となります。
あとはお手元で実物と照らし合わせて、
ボンヤリとお楽しみいただけたら嬉しいです。
肉厚なニット/フーディの上、Tシャツの上、
どちらから羽織っても成立する生地と着用感のコートは
ただただ便利ですので如何でしょうか？
…それだけを言えば良かったかもしれません。笑
(阿部)
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Material 》Cotton
Color 》Black
Size》56-�� (M~L相当)
着丈112�� 身幅64�� 肩幅52�� 袖丈62��
着用モデル体型 身長172�� 体重56��
Condition 》S
若干の個体差がございます。
予めご了承ください。
S. 新品または未使用(デッドストック)
A. 着用感の少ない綺麗な個体
B. 着用されているが比較的綺麗な印象の個体
C. 着用には支障ない程度と捉える個体
D. 着用に考慮が必要と捉える個体
J. 着用不可
※もしご不明点がございましたら、
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